太陽光発電 メンテナンス

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太陽光発電は基本メンテナンス不要!

「太陽光パネルの汚れは雨・風で落ちる計算になっています」

 

※雨・風で落ちない汚れはあるが、メーカーシミュレーションでは発電ロスを考慮して計算されています。

 

太陽光パネルが汚れる主な原因

鳥フン

太陽光パネルに鳥糞

ホコリ・黄砂

太陽光パネルに黄砂が積もっている

降灰(火山噴火)

太陽光パネルに火山灰が積もっている

油分の汚れ(交通量の多い道路沿い)

太陽光パネルに油分がかかり汚れている

 

発電量の著しい低下(モニターで前年同月と比べてみてください)があれば一度見てみるのもいいかもしれません。自分で掃除をしようと思った時にやってしまいがちなのが「水道水を使っての掃除」です。

 

水道水での掃除はちょっと待った!

水道水には「カルキ」があり、乾くと白くなって、前より汚れます。さらに、濡れたままだとホコリや砂などがくっつきやすくなるため、水で洗い流したら確実に拭き取る作業が必要です。

 

掃除だけではなく、真夏時の太陽光パネルの温度を下げ、発電効率UP目的で水道水をかけるのも絶対NGです。

 

例外:ソーラフロンティアだけは水道水での掃除にOKを出しています。

 

ただし、地下水はダメ。これはどのメーカーも共通していて、地下水に含まれるミネラルがパネルには良くない影響をあたえるようです。水道水で落ちない場合は中性洗剤を使って汚れを落とす。ただし、拭き取りは柔らかい布でパネルが傷つかないようにやることが必須。

 

同じように、高圧洗浄も推奨していないメーカーが多いようです。

 

もし、太陽光パネルの汚れを落としたいと思っても、自分でやればタダで済むからと素人が足場もなしに屋根の上に上がるのはとても危険です。掃除するなら専門業者に任せるべきです。

 

では、専門業者に頼んだらいくらかかるのか?
相場を調査してみました。

太陽光パネルの掃除費用は?

「出張料+作業料=約3~5万円くらい」

 

5年に1回の掃除ならやる意味がありますが、1年に2回等の短期間の定期清掃は、やる意味(費用対効果)がありません。

 

5万円損しない為に30万円かけますか?

「汚れたまま放置してても年間5~10%の発電効率低下なだけ」。アメリカでこのようなデータがあります。このデータを基に太陽光パネルが汚れのせいで発電量が低下した時、どのくらい損するのか計算してみると…

 

  • 発電効率が5%減の場合:5年間で23,750円売電収入が減る
  • 発電効率が10%減の場合:5年間で4万7500円売電収入が減る
  • ※5kw搭載、売電価格19円として計算

となります。掃除が1回3万円。1年間に2回掃除を頼んだら6万円です。これを5年間やったら30万円です。

 

5年間で約5万円の売電収入を減らさないために、5年間で30万円かけて掃除を頼む…見栄えを気にする方はこれでいいと思いますが、普通、掃除をすればするほど収支がマイナスになるのであれば頼む人はいるはずもありません。

 

5年に1回頼む程度であれば意味はありますが、年に2回…いや、毎年1回のペースでもだいぶマイナスとなってしまいます。

 

ザックリとした計算ではありますが、住宅用太陽光発電に掃除が必要か、必要じゃないか、ある程度の指標にはなるかと思います。

 

※気になった人だけ見てください。ザックリとした計算方法です。

 

発電効率が10%減の場合

太陽光発電1kwの年間発電量はザックリ1000kWhと言われています。つまり、太陽光発電が汚れのせいで10%発電効率が落ちるとすると

 

1,000kWh×10%=「100kWh」年間で発電量が減るということです。

 

これをすべて売電に回せていたとしたら

 

100kWh×19円/kWh(2021年度の売電単価)=1900円

 

家に付いてる太陽発電システムが5kWとすると1年間で…1900円×5kW=9500円売電収入が減る計算。5年掃除しなければ…

 

9500円×5年=4万7500円売電収入が減るということになります

発電効率が5%減の場合

1,000kWh×5%=「50kWh」年間で発電量が減る。

 

これをすべて売電に回せていたとしたら

 

50kWh×19円/kWh(2021年度の売電単価)=950円

 

家に付いてる太陽発電システムが5kWとすると1年間で…950円×5kW=4750円売電収入が減る計算。5年掃除しなければ…

 

4750円×5年=23,750円売電収入が減るということになる。

※メガソーラーは掃除する価値があります。混同されないように!!

 

メガソーラー(太陽光発電を投資として取り組んでいる方)はメンテナンス絶対必要!

収益が大きいメガソーラーの場合、定期的なパネルの清掃はそれ相応の効果が期待できるため絶対に欠かせない部分です。ありふれた言葉ですが「信頼と実績」。この2つを兼ね備えた業者にメンテナンスを任せることがトラブルを未然に防ぐ最良の手立てだと思います。

 

設置した会社にそのままメンテナンスを任せてしまうことが現在の主流ですが、お医者さんと同じように「セカンドオピニオン」として、メンテナンス専門でやっている業者の意見を聞いておくべきだと思います。

 

  • 設置状況に不安を感じている
  • 現在のメンテナンス状況に不満を感じている
  • 健康診断的な意味合いとして専門家に現況を診てもらいたい
  • もっと積極的にメンテ状況を報告して欲しい

 

というような「現況にちょっとした不安を感じている方」にとって、第三者、しかもその道のプロによる診断を受けることは願ってもないチャンスだと思います。

 

メンテナンス業者も多数ありますが、住宅用・産業用で大きな実績を誇る「タイナビ」と、太陽光発電だけでなくHEMS・蓄電池などのメンテナンスで5万件以上の実績を誇り、NTTに認められている「オーエフ」。

 

この2社が約1年の月日をかけ、メンテンナス業界を変えるために立ち上げた「はつでん管理人」。セカンドオピニオンとしては十分な信頼と実績を兼ね備えているのでオススメです。

 

 

はつでん管理人のホームページ画像

>>はつでん管理人 公式サイトはコチラ<<

太陽光関連部品は交換が必要

太陽光発電関連で交換が必要な機器 パワコン(パワーコンディショナー)

パワコンの画像

 

「10~15年で交換」

 

昔から言われてるように、テレビと一緒で電化製品の寿命は10年と見ておいた方がいいです。残念ながら電気が流れているものは、その稼働部分の部品が故障してしまうことは避けられません。

交換費用 20年で10~20万円
  • 部品交換だけでも「5~10万円前後」
  • 全て交換となると「20万円前後」

10~15年のメーカー保証が一般的にはついていますので、1回目の修理・交換費用は保証期間のうちに無料で行ったとして、2回目以降の修理・交換費用が自己負担とすると、20~30年で10~20万円前後かかると考えられます。

 

ただ、10何年か前はパワコン1台40万円位したのに、今は18万円で交換した人もいるぐらいです。なのでこの先もっと値段が下がり「1台5~6万円」になっていくものと予想されています。

 

※液晶テレビがいい例です。10年前は20万前後が当たり前だったのに、今では同じ大きさの物が5万円前後で買えるようになっています。

太陽電池の耐久性と寿命

太陽電池の耐久性と寿命 耐久性

 

「まず、傷むことはありません!」

 

太陽電池の表面は強化ガラスで出来ている
(カラスが突っついたり、風で飛ばされた木の枝が当たったりしたぐらいでは問題なし)

 

もし太陽電池の一部が割れたら…

 

「発電しなくなることはありません!」

 

ちゃんと壊れた部分を迂回して、電気が流れるように設計されています。しかし、割れた場所から水が入って発電に悪影響を及ぼすパターンがあるので、発見したらなるべく早めに交換した方が無難です。(保証期間中であればなおのことです)

 

太陽電池の耐久性と寿命 寿命

  • 太陽電池に関してはデータなし!
  • 太陽電池パネルのフレームがアルミで、この寿命が約20年といわれています

※住宅に本格的に付けられたのが1992年ごろからなのでデータがない。ただ、基本的に太陽電池は発電した電気を電極を通して送るだけなので「長寿命」といわれています。例として、1966年に設置された長崎の尾上島灯台は46年間故障していません。

 

尾上島灯台の写真

太陽光発電(パネル)のメーカー補償

※ 保証と補償の違いについてはこちら

国内メーカー

 

国内の主要メーカーは「システム全体の15年補償」が相場

 

~具体例~

  • 設置後の15年以内に発電能力が公称出力の81%を下回った場合、メーカーの責任でパネルとその他の機器の不具合を無償で修理・交換します。
  • 落雷・台風などの自然災害による破損、火災による破損(火災保険で支払われなかった残額)も補償の対象に含めます。

 

国内大手メーカーなら安心感が◎

皆さんご存知の通り、SHARP・三菱・京セラ・パナソニック…さんは太陽光パネル以外にも様々な事業を展開しています。

 

=保証期間中に会社がなくなってしまう可能性がとても少ない。(さらに言えば過去に故障した確率もとても低いです)

 

海外メーカー

 

海外メーカーも10年・20年という長期間の補償を実施しています。」

 

ただし、海外メーカーはちょっと不安な面アリ!

メーカー存続の有無

何かしらの原因で発電量が落ちてメーカー負担で交換してもらう時、そのメーカーがあるかどうかです。最近では太陽電池しかやってない会社もあり、国の方針次第で大きく経営がグラつく可能性があります。

 

カントリーリスク

例えば、中国のサンテックという会社は”国策企業”のため、国に何かあれば会社にも何かしら影響が出ることが考えられます。

 

国内メーカー・海外メーカーどちらを選ぶにせよ、肝心なアフターケアの善し悪し・10年後・20年後をシミュレーションしてみるのが理想的です。

 

メーカーの定期点検

 

メーカーの10年保証を受けるために、メーカーが定める有料の点検を受けないといけない場合があります。さらに保証期間の延長に手数料として2万円かかったり、自然災害補償に入るのに費用がかかる場合もあります。

 

メーカーの定期点検費用 20年で5万円

太陽光発電のメーカーの定期点検は4年に一度位がベストと言われています。大体1回あたりの費用は「無料 or 1~2万円」くらいが相場です。

  • 4年に一度=1万円
  • 8年、12年、16年、20年で計5回=5万円

 

修理や交換費用のおおまかな算出方法

例)太陽光パネル1kW の相場が30万円だとしたら…

 

【1枚250Wのパネル1枚の場合】
交換するとしたら…四分の一の価格になるので30万円×25%=75,000円
修理するとしたら…この75,000円より安くないとおかしいことになります。


<結論>


太陽光発電を付けて喜ぶ家族のイラスト

「太陽光発電つけて良かった」
         ↑
         ↑そのためには…
         ↑
いい業者に販売・施工してもらう
        ↑
        ↑そのためには…
        ↑
いい業者を見つける
      ↑
      ↑そのためには…
      ↑
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